■第一のミッション。芳本美代子。
それは違う、ミッチョン、だ(失笑)。
はるばる千葉から水郡線で郡山に来る一行を接待せよとのミッションである。
一行のうち一人M氏とはネット上でのつながりでベースを譲ってもらったり、という関係である。
一行の目的は郡山に来る事、ではない。
『水郡線に乗る事』つまり『乗り鉄』である。
最近ではすっかり市民権を得た『鉄ちゃん』であるが、『電車本体のマニア』は同級生にいたが『乗り鉄』のひとに会うのは初めてである。
駅についたという電話をもらい、エスパル2Fの改札口へ赴く。
「そこで横チンを出したまま待っていろ」と携帯電話で指示。
相手の人数も把握していないので懐に持っているベレッタ(イタリア製小型拳銃)に手を掛けておく。
こういう場所では接近戦になるのでワルサーP38よりもベレッタの方が取り回しが良い。
改札前にいる3人組の男がどうもその一行のようだ。
俺は瞬時にその中のチーフ格とおぼしき大男の背後に回りこみ、アルマーニのスーツ越しにベレッタを当て、
『。。。動くな。 合言葉は?』
『。。。。「郡山」。。。。。』
『。。「ブラック」。。。。それは良いが、俺は横チンを出して待っていろ、と言った筈だ。。。』
『す、すまん、ゴルゴ13.。。だが、この人ごみの中で横チンは。。。。』
『まあ良い。。。。そちらが本当にM一行なのか試したかっただけだ。。。本当に横チンを出していたら危ない奴と判断して即座に撃つ積りだった。。。。』
俺は懐のベレッタを引っ込めた。
この文体、非常に疲れるなー。普通に戻そう。
『いやー。どもども。始めましてというか何と言うか~。ははは。』
『どうもどうも。Mです。あ、こっちは「若」と「K村君」。若が乗り鉄なんですわ~。』
同行の2人はM氏の部下だとの事。
「若」氏は王道とも言える『乗り鉄』なのであるが、中でも『乗り潰し』を目的とした『キングオブ鉄』とでも言うべき鉄の中の鉄なのだそうだ。
郡山の滞在時間は約1時間少々。そして郡山でのミッションは
『郡山ブラック系ラーメンを食すこと』である。
ここで郡山ブラックについてであるが、「枡はん」「ますや」といった黒醤油系の漆黒のスープを持つラーメンです。
富山には「富山ブラック」というのがあるらしく、それを食べたラーメンマニアの人が言い出したのではないかと思われます。ただ、両方食べた事のある友人たっきぃ君によると、富山ブラックはとにかくしょっぱいとのこと。ご飯のおかずとしてのラーメンという成り立ちもあるし、新鮮な食材には事欠かないはずの富山ですから、郡山など内陸部のラーメンとは微妙に成り立ちが違うのではないかと思われます。
(郡山ブラックは喜多方同様、内陸部なので新鮮な海モノの食材が手に入りにくく、カツオ節と煮干しでダシを研究して味を作った経緯があるらしいです。)
今回は「ますや」駅前店に一行を案内する事に。
開店まで少し時間があったのでドトールで時間を潰したのち店に向かったのだが、どうも開店時間に開きそうな気配がない。。。。。?
窓に展示してある「ご当地ラーメン郡山ますや」のパッケージに載っているSばっち社長のスッとぼけた顔が恨めしい。Sばっち社長にも電話入れてみるが出ない。うわ、困った。このまま帰すのは郡山ブラックを奨めたオレの沽券にかかわる。
電車一本遅らせるとの事になったので、オレの車で「ますや本店」へとお連れする。
先ほどドトールでギターレストアマニア(100本超!!)であるM氏とハードオフ話で盛り上がっていたのだが、車のドアを開けるとリアシートには先日ハードオフで仕入れたバスドラがドカンと鎮座。
「若」氏と「K村」氏の眼が、一気に廃人を見るような眼になる(笑)。
「ますや本店」へ到着し、入店。
『やはりここは「伝」でしょう。』
『「伝」っスか。』 ということで全員「伝」で。
久々に本店に来ましたがやっぱり旨かった。
M氏ご一行にもご満足いただけたようです^^。
一行を駅近辺まで送り届け、仕事に戻る。
一行はこのあと矢祭町まで水郡線で行き、鮎でも喰って帰ろうというかんじらしい。
ということで第一のミッション終了。
短い時間でしたが楽しかったです。
お疲れ様でした~。
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