プレミア社の60年代ヴィンテージスネア。
久々のドラムネタです。
英国が誇るプレミアPremier社の60年代ヴィンテージスネア。
たぶんRoyal Aceってものだと思います?
プレミアといえばWhoのキース・ムーンやP・フロイドのニック・メイソン、Blondyのクレム・バーク等ロックのイメージが強いですが、実際はクラシック用の打楽器にも定評ある総合打楽器メーカーです。(80年代にはハーヴェイ・メイソンもエンドースしていました。)
14”×5インチで、シェルはバーチかメイプルか?と思ってたんですが、ヴィンテージドラムに詳しい方によると、どうもビーチ材のようです。しかもこの時期のはソナーのOEMではないかとの事。同材でレインフォースメントが付いてます。スネアベッドは結構深め。
緑ラメのカバリングも色褪せはあるがしっかりしています。
やっぱりこのクラシックな形のラグがいいねえ、そしてPバッジ。
現行のスネアからはこのPバッジが消えています。
パラレルアクションのメカは壊れてるので外してパールのスイッチに付け替え。
元のメカのレバー穴が結構デカいので、それを利用してスイッチの裏に5円玉をワッシャにして取り付ける。
コレクション趣味はないので、あくまで実戦使用目的です。とりあえず手持ちのヘッド張ってBradyのスナッピを付けてみた。
テンションボルトは元々のは、SONORみたいなマイナスネジみたいな奴なんで、専用キーも無いので全とっかえ。
なかなか良いです。柔らかいトーンで反応も良く、キレも良い。
てか、両面とも死にかけの中古ヘッドで張り替えたばかりでこの音なら、かなりのクォリティじゃね?
プレミアならではの上品さと太さもちゃんとある。 木胴で8テンションってなかなか良いなあ。
これはジャズとかアコースティック系に手放せない一台になりそうです。。。。
最近、小口径スネアで理想的なのが2台見つかったんで、あとは処分しました。
残すのはポークパイのメイプル10×5 とSONORのジャングルスネア10×2です。
特にジャングルスネア(タンバリンをスネア化した的なもので穴だらけなのでピッチ感が希薄でグッド)は良いです。
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初めまして。バンドネームでTAKTAKと申します。
わたくしもほぼ同年代で、アマチュアバンドでドラムを叩いています。
実はわたくしもPremierの小口径スネアを愛用しております。
13×厚みは4くらいでしょうか。で、Pバッジ!
程よい上品さがあり音のヌケ感も良く、気に入っています。
もっと厚胴の小口径だとどんな感じになるか、とても興味を持っています。
で、Premier / snare / Pバッジ と入力して、サイト検索していたら、こちらに来てしまいました。
更に「プレミアのバーチ+ユーカリ胴12×6(ナチュラル)を処分される」!!との文章が目に飛び込んできました。
わたくしのような見ず知らずの者でも、つばをつけることは可能でしょうか?
もしまだ買い手がいらっしゃらないようでしたらぜひお願いしたいと思っております。
メールアドレスを記載しましたので、そちらにお返事をいただけると嬉しいです。
何卒よろしくお願いいたします。
投稿: TAKTAK | 2009年2月 6日 (金) 22:12
TAKTAK さん>
はじめまして。
プレミアの12”スネア、結構しぶとく売れ残っていたのにちょうど昨晩ヤフオクで落札されてしまいました!
すみませ~ん。
プレミアもセットは昔のリゾネーターくらいしか叩いた事が無いのですが、やっぱり上品です。シモネタは言うけどチ●コは出さない的な感じです。
昔の友人が14×4のブラスを使っていたのですが、これもすごく良かったです。
投稿: Aきやま@山猫軒 | 2009年2月 7日 (土) 08:54