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2010年8月 5日 (木)

JOJO MAYERのクリニック参戦。

はいな。行って来ました福島はC-moonまで。
超絶ドラマー・JOJO MAYERのクリニックですよ。
まー下記URLで動画をチェックしてみてくださいな。
http://www.drummerworld.com/drummers/JOJO_Mayer.html

MEGANESからギターのセキーネ、Voオヴも参戦。
会場内にはSONORのドラムセット他も展示してあり、叩くことができたのですが。やはり良い。 良いけど良すぎてオレには合わんかも。セットの個性が強すぎるかな~。もっとチャランポランなセットのほうが好きかな。。。お金と場所あったら1台くらい持っててもいいですけど。

Jojomayer450876 で、JOJO MAYERのクリニックですが、
テクニック的なレクチャーよりも『なぜ自分が【プログラミングされた機械のような演奏を人力で】するようになったか?』という事を、ドラムという楽器の成り立ちから音楽の歴史を追って(音楽スタイルの変遷を実演しながら)説明していく,というものでした。
通訳のお兄さんが音楽に明るくない人のようで、かなりトンチンカンな意訳を連発してたのはご愛嬌ですが、JOJOの英語も解り易くて、7割方は英語の方で理解できました。
要約すると

■■■
まず一番大事な事は、
『音楽、そしてドラムはコミュニケーションのためのツールであること。』ということ。
音楽の歴史を辿って行くと、踊りとドラムには密接な関係がある。
JAZZの歴史だけ取っても、スイングジャズも最初はダンスミュージックとして発展したものがビバップからモダンジャズへと洗練・複雑化していく過程でリスニングミュージックとなっていき、人々は踊るのをやめた。
ロックやファンク、フュージョンもしかりで、洗練・複雑化していくと踊れなくなるというのは同じだった。
ところが、プロデューサーやDJが機械を使ってビートメイクをする90年代以降のクラブカルチャーの中で出現したビート群(ドラムンベースやらジャングルやら)は、高度に複雑化していくのにみんなバキバキに踊っている。
『これは、なにか新しいことが起こってるんじゃないか?』
『新しいコミュニケーションの形なんじゃないか?』と思ったのが、
【プログラミングされた機械のような演奏を人力で】するようになった理由とのことでした。
■■■

Jojomayermastersplace Jojoset1 当然、テクニック的な裏付けも物凄くて、1個のタイコから色んな音を出すのを相当研究した、と言ってました。
『マニピュレーターがシンセのコントロールつまみを動かすように』連続的に音色を変えていったり、クローズドリムだけでも相当な音色のバリエーションを持っていて、飽きさせません。
ビート自体も、カットアップ/ミュートぽい出し入れを駆使して、「抜くこと」自体も逆アクセントとして活用してたのが印象的でした。

昨今の超絶ドラマー達のテクニカルな進歩は物凄いですが、どうもあの人もこの人もこれ見よがしな感じがして、というかドラムのテクニックだけは凄いのだが、肝心の音楽がどうにもつまらん。というのが多いです。
(というのが困ったチャンなアマチュアドラマーを増やす一因にもなっていると思うのだが。)
JOJOのやってるNerveなんかは、音楽自体も結構面白い。
そして、全体に漂うユーモア(これ重要)、過去の音楽に対するリスペクト、
「自分は過去の歴史の上に立ってるんだ」という自己認識
が彼の音楽をより豊かなものにしていると感じましたです。

デモ演奏は、Macに仕込んだマイナスワンのオケと演奏してるのですが、
いやー、テクニック的にはもう流石の一言。強力です。
ハンドテクニックに関しては、彼の教則ビデオに見られるように、モーラー、グラッドストーン
ともに(実際には複合的な動きになっている)素晴らしく完成されていて音楽的。
特に左手のレギュラーグリップは凄い。
Jojomayershoe 「現時点で、生ドラムが骨格となってる最後のビートスタイルってえとコレかな~。」
と言ってブラストビートもやってくれましたが、これがバカッ速いうえに、脚も超絶。 これはたまげました。ツーバス要りません。
動画とかでも足技が凄いのはわかりますが、これほどまでとは。。。。。写真はジョジョのドラム用シューズ。コンバースに革ソールが貼ってある!!!コレが秘密か!。。。。いや、やっぱ腕前だよな(凹)。

デモ演+上記レクチャーで2時間超。
電車で東京に移動のタイムリミットもありアンコールは無しでしたが、もうお腹一杯の濃~いクリニックでした。
テクニック的なレクチャーは特に無いものの、彼の音楽の背景、プレイの基礎にあるはずの超人的な努力、それをひけらかすことなく自分の音楽に昇華していく姿勢。
感動しました。。。。。

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コメント

JOJOの格言、目から鱗です!!
全然生意気だけど、オレが常日頃から考えてることそのものでした。

左手1本でスタタスタタン!と6連とか平気の平左でキメるのには驚愕でした。
しかし、技術それ自体が目的になってるのではないのが達人。
まー、リンクの動画見て腰抜かしてください。

あのストロークは、ハチドリの羽のように見えましたわ。
手段と目的を履き違えている方々には(自分も含めて)
耳の痛い話だったですねぇ。

秋葉原でやったクリニックではもう少し奏法的なレクチャーもあったようですけど、福島のはこれはこれで良かった。
ジョジョみて思ったのは、「このテクでセッションマンとして荒稼ぎ!」みたいな人ではなく、基本的に自分の音楽を追及したい人なんだなということ。キャリアの長さに比べて参加音源が意外に少ないのはそのへんに理由があるのかも。
しかし、いろんなスタイルで演ってくれましたが、どれもグルーヴィーで良かったですね。そっちもかなりの収穫でした。
どうも脚はタップダンスのテクニックも応用してるようです。(それでスニーカーまでタップ仕様?)

Jojo Mayerの教則ビデオを見てから、ウエブを見ていてこの記事を見つけました。
私は民俗音楽の打楽器をやっていますが、Jojoさんが伝えようとしていることは、民族音楽の達人の口から出てもおかしくないような内容だと思います。とても深いですね。わざわざブログに書き残してくださってありがとうございました!
(DVDでは語られていない内容でした)

けいこさん>
DVDは主にハンドテクニックについての解説ですからね。
実際に見ると技術にまかせて珍奇な事をやってるんではないのが良くわかりました。
クリニックも、わりと毎回違う内容でやるみたいですね。
レクチャーがメインな感じとは言っても、そこかしこにヒントが転がってる有意義なクリニックでした。

jojoに関する記事を探していてたどり着きましたが、
彼の音楽性と歴史が見えてうれしかったです。
彼のネット動画と教則ビデオを探しまくっていたのですが、
今日からは、Aきやま ゆキヒろさんの記事も要チェックですね
。今日は朝からいい記事に出会えて幸せです。

Metalだいすきさん>
ありがとうございます。
JojoMayerに関しては、昔からスイスの天才少年ドラマーとして名前だけは知っていたのですが、ScreamingHeadlessTorsosの1stまでは実際のプレイは聴いた事無かったんですけどね。あれは衝撃でした。
いろんな時代のビートを実演してくれた(同じビートで跳ねる感じをダイヤルを回すように連続的に変えてく、ってのもやってた)んですけど、どれもすごくグルーヴィで、もしかするとソレがいちばんの収穫だったかもしれません。

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