【ゴンガへの道③】
12月に入ったら大寒波がやってきて、とても塗装(仕事終えた夜中にやらざるをえないので、温度的にキビシイのだ)どころではない。
ないのだが、仕事関係の塗り物が大量に倉庫に入ってくることになり、これはマズイと塗装決行。電気ストーブで倉庫を暖めながらなんとかいけるか?さすがにメタリック系の塗装はダレが怖いので普通のホワイトで行きました。
塗装自体は過去にやったドラム類のときと同様、アクリルの上にウレタンクリヤを吹付けるというもの。
ちょっとクリヤがダレたりなんかもしたが、慌てず乾燥させて研ぎだし補修して。
自分的には塗装の出来栄えは不満足なのだが、まあ仕方ないと諦める。どうせ遠目にはわかんないくらいのムラだし。
塗装完了後、研摩~コンパウンド~ワックス(プリズムシールドってクルマ用のコーティング剤)掛けまでやって、いよいよ組立てです。
まず塩ビダクト(これも塗装して仕上げておいた)を胴内に挿入。ゴムパッキンはシェルに接着。
ラグ、ブラケットを取付けて、胴の下部は割れ止め用のステンレスベルトでギッチリ締め上げる。このベルトは、電柱にパイプとかくくり付ける用のものです。微妙にサイズが合わないので、大き目のを買って短く加工した。
皮はLPに張り替える予定なんですが、12月はクリスマスやら誕生日やら娘の冬期講習代やらで金欠なのでまだ買えてないのだよ。とりあえずキントは40年くらい前の国産コンガ(西村ジャガーコンガ)から外したもの、コンガは元々ついてた皮でテストしてみることにする。
とりあえずなんとか形になった。どやっ!
で、下部の塩ビダクトを胴内に格納すると写真のようになって、1個のコンガケースに2本が入るのだ。ジャスト!グッジョブ俺!
これが1本のケースに入るだけで、楽器運搬が1往復減らせるんですよ^^。腰痛持ちの身としてはこれは非常にアドバンテージです。
せっかく完成したのでテスト動画を撮影してみました。
なかなかイケてます。
このボロ皮でこれなら、張り替えたら相当なポテンシャルが期待できます。
内面塗装の効果もかなり出てますね~。ほどよくブライトな音になりました。かと言ってファイバー胴ほどカチカチいわない、硬めのウッドの音。ダクトの効果で低音はかなり出る。薄い皮を張ればジャンべ的にも使えるな。
暮れの営業仕事の現場にさっそく投入してみましたが、鳴りと言い抜けと言い問題なしです。、
とりあえず大成功です!
今年の怪造はこれにて終了!
「
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