部屋PCが死亡してしまった
。
コンパクトタイプのPC(東芝のEXILIMってやつ)だったので、マザーボードの形式も電源も独自タイプで流用が利かない。
仕方なく事務所で使っていたPCを部屋に上げ、音楽専用PCを仕事用に事務所に上げることにした。
当然、音楽用PCが無くなってしまうので、1台デッチ上げなければならない。
たまたま、ヤフオクでドスパラオリジナルのPC(HDDなし・ASUSのM2A-VM/HDMIというソケットAM2のAMD690GマザーにAthlon64の4200+が付いてた)を激安(1700円)に落とせたので、コレを流用してBIOSアップでマルチコアのCPUに対応させて音楽PCにしようと、AthlonⅡデュアルコアの240eという省電力・低発熱タイプの中古をこれもヤフオクでゲット。
元のケースにドスパラPCのマザーを入れ込んで、CPUクーラーも元の音楽用PCから移植。
8月はお盆があるので財布が厳しいのよ
。
だからというわけではないのだが、PC関係は【数年前のハイスペック】というのが僕の基本路線です。
だいいち、DAWソフト自体もも数年前のヴァージョンのままだしさ。
音楽用PCは自宅スタジオ部屋で使うので、とりあえず【 静音 】であることが要求される。
静音の一番の敵は電源を含む吸気/排気ファンです。
このケースはなかなか良く考えられていて、CPUの上に電源がかぶさるようになっている。
そのため、CPUクーラーは通常の吹付式のものだと空気の流れが逆方向に引っ張り合って冷却効率が悪くなるのでCoolerMasterのSusurroというオール銅製のCPUクーラーのファンを交換して吸出し式に改造して使っている。ファンコン機能はかまさずに、超静音型のファンを定格運用。
CPU自体が省電力・低発熱タイプということもあり、かなりよく冷える
。
(アイドル時で31~2℃、高負荷時でも滅多に40度超えない。)
吸気はケースの横蓋部分に大口径の12cmファンが1発。
これ1個でHDDやチップセット(結構熱くなる)にも直接風を当てて冷やせる(結構熱を持つチップセットだがマザーの温度が32℃くらいで落ち着く)。ケース上部にも排気口ととファンがあるのだが、ファンは煩いので外して排気口だけにしておく。
マザボ交換時に一応チップセットのヒートシンクも外して清掃、シリコングリスを塗りなおしておく。
吸気ファンもファンコントローラー付の静音型のものに換えてあるので、通常のウチコミやライン録音のときは全開で廻し、生音を録音するときだけ低回転にすればヨロシイ。
マザーボード付属のTV/HDMI出力ボードは使わないので外す。今回はグラフィックカードを使わずにオンボードのグラフィックのみで行ってみた。デジタル出力も付いてるし、普通にDAWソフトで使う分には描画も十分な速さ。
電源もいままで使っていたSilent King350Wは古いので(昨年、HDDが相次いでお亡くなりになったのは、電源が安定してないせいかもと不安もあった)、CoolerMasterの静音型GX450Wに換える。80PLUSブロンズで12V1系統と言う事でこの電源に。この価格(4900円)でも5年保証がついていて、値段の割にはしっかり造ってあって良さそうです。
ということで1万円ちょっとで音楽用PCをグレードアップできました。
オーディオカードはおなじみEmuの1212mのまま。
これにFOSTEXのデジタルミキサーからADATインターフェイス経由で音声を取り込みます。
実際、AthlonXP3200+からのアップグレードなので、かなりサクサク動く感が強いです。
DAWソフトはSONARのver6なのですが、重めのプラグインエフェクトを数トラックにカマしてもCPU処理を2つのコアで分担するので動きは安定。こういう用途にはもってこいです。
しかも、相当静か。電源も静音性2重マルです。
HDDもケースに固定する部分にシリコンゴムの防振材をかまして鳴きを抑える。ケース内部にも制振材を貼り込んでHDDの振動によるケースの鳴きを抑えてます。
次はCPUを4コアのAthlonⅡ×4 605e とかPhenomの4コアとかにして延命してみましょうかね?
ニョー某には【安物買いの銭失い】と言われてますがねw。
最近のコメント